生産管理システム・JASTIN (ジャスティン)について
航空機内装品製造(株式会社ジャムコ社)に携わる企業の方々を対象とした、生産管理システムです。
特長について
1.JAS(Jamco Subcontractor Support)Systemから、注文データを取り込み、日々の受注計上を行います。
2.BOM(部品構成)データ取込により、部品・資材関連マスタデータを正確に把握できるシステムです。
3.現場への生産指示書発行からQRコードを活用し、リアルタイムに作業実績を取得するシステムです。
4.ジャムコ社の品質管理仕様(JQCK-006/007)に準拠し、トレーサビリティーを確保するシステムです。
5.生産実績データと、品質保証ドキュメントが連動し、分納時も「正確な品質資料を出力するシステム」です。
6.部品材料の購入、工程委託の管理まで、仕入先との取引も生産実績データとして管理するシステムです。
7.委託品/購入品/支給品を含め、材料在庫・仕掛在庫・完成品在庫管理が可能です。
8.生産進捗状況の一元的に管理できるシステムです。
JASTINのシステムイメージ
JASTINの業務関連図
工程委託管理システム JETTYについて
航空機内装品製造業の企業間工程委託電子データ交換システムです。
特長について
1.注文書という紙媒体であった生産取引データを電子化し、オンライン取引を行います。
2.発注元は発注データを入力するだけで、外注先に工程委託依頼データが伝送できます。
3.工程委託依頼データにPDF形式の注文書も印字できます。発注通知メールがお知らせします。
4.委託された工程のの品質管理データ(材料ロット番号など)は、納品時にJASTINに取込むことができます。
5.支給材料には、QRコードラベルを貼り、委託先での在庫管理が可能です。
全自動統計資料作成システム JASTIN-REPORTについて
定例の統計資料を、指定した分類方法で、指定した順序で、指定した時刻に、指定した場所に、自動で作成してくれるシステムです。
会社においては、会議や打ち合わせの資料作成を行う必要があります。
経営会議、部課長会議などで使用するのですから、最新、かつ、正確な情報、かつ、整理された順番でのデータが必要です。
このような統計資料を、複数の社員が毎回作成することに慣れてしまっている企業はたくさんあります。
その資料作成こそが「自分の仕事」なので、毎回、毎回、時間と労力がとられることに対して、「問題がない」と
感じているのです。でも管理職であるならば、生産現場の改善や、業務効率の向上にもっと時間を振り分けるべきではないのでしょうか?
ところで、「あの資料を急ぎで作って下さい。」と指示を受け、出力しようとする時に限って、サーバの負荷が重くて、
出力されるまで時間がかかり、イライラする、ということは時折あります。本当にこのままで良いのでしょうか?
定例の資料作成などは、コンピュータに任せて、本来の仕事にもっともっと没頭すべきではないでしょうか?
大量生産実績データ分割保管システム JASTIN-VIEW
導入当初から比べると、JASTINの検索照会、帳票の出力が遅くなった。。。。。。という声を時々聞きます。
「タイムアウト」が発生して、業務が進まないから何とかして、というサポート要請もあります。
これらのパフォーマンスの低下の原因は、サーバのデータベースが肥大してしまったことです。
これ以外には、元々のサーバのスペック(CPU+メモリサイズ+HDDアクセス)が高くない、あるいは、
SQLServerの無償版を使っているために、使用できるメモリが1GBに制限されている、などがありますが、
やはり、最大の原因は、データベースサイズが日々大きくなっていることで、
データのアクセスの物理的な時間がかかるようになったことにあるのです。
毎日、作業記録、品質記録データは蓄積されていき、決して減ることはありません。
一方、それらのデータは7年間保存しなければならないという規約から、データベースサイズの増大に歯止めがかからないのが現状です。
では、どうしたら良いのでしょうか?
より容量の大きいデータベースでもパフォーマンスが落ちない、最新スペックのサーバに切り替えれば良いのでしょうか?
しかし、それでは、どんどん予算をつぎ込まなくてはならなくなってしまいます。
そこで、過去の作業記録+品質記録を、別のデータベースに移行し、参照と帳票の印字のみを可能とし、
一方、今使用するJASTINのデータベースの軽量化を図り、パフォーマンスを維持するシステム、それがJASTIN-VIEWなのです。
JASTIN-VIEWの運用イメージ
過去実績データは検索専用に、現在の実績データは更新可能にして分割。
いつでも、必要な時に、完納日を指定して、現在実績DBから、過去実績DBにデータ移行が可能です。
複数拠点間DB同期化システム A-Sync
JASTINを使用している時、会社の業容の拡大に伴い、新工場の運営を開始する場合、
これまで、会社としては、一元化されてきたデータベースをどうしたら良いでしょうか?
作業記録データは、毎日登録する必要があります。
VPNを通して仮想的な一元化を維持する会社もありますが、インターネット回線の速度に依存しますので、
大量のデータ検索、帳票出力を行うと、パフォーマンスの悪化は避けられません。
やはり、拠点内には、サーバを設置し、そこにLAN回線で、接続して業務を行うことがパフォーマンスを発揮できますし、
インターネットの接続状態に左右されることもなく、安全に業務を行えます。
しかし、距離的に離れた複数拠点内のデータベースは、同期が取れていないと困ります。
A工場での進捗状況を、B工場では見れない。A工場での部品入荷が、B工場では分からない、といった状態では困るのです。
そこで、いつでもJASTINのデータベースを、同期化し、複数拠点にデータベースが分散していても、同期化を行う仕組みが必要です。
このデータベースの同期化を、常に維持しててくれるという、自動実行型システム。それが、A-Sync(Aシンク)なのです。
DB・図面クラウドバックアップシステム Inters Cloud Backup System
定期的なデータベース・ファイルのバックアップは、企業にとって必要不可欠な業務です。
しかし、NASなどのバックアップの仕組みを整えたからといって安心はできません。
というのもバックアップ先のメディアが本当に安定稼働しているか、
また、稼働していてもいざという時に、リストアが素早く、確実にできるのか?についてまで確認できるサービスは非常に少ないからです。
BCP(事業継続計画)を考えるうえでは、確実にシステムの復旧が可能か?をしっかりと把握できていることが重要ポイントです。
Inters Cloud Backup Systemは、製造業の適したバックアップ&リストア機能を提供します。
特長
1.容量の大きいデータベースは、毎日、圧縮形式で、クラウドへのアップロードを実施
2.生産関連の図面データ、経営関連ファイルは、当日変更が発生した差分のみを選択して、クラウドへアップロード
3.アップロード時にファイルの拡張子をチェック。ウィルス感染の恐れのあるものを除外するフィルター機能あり
4.本日のバックアップ内容を、レポート化し、関係者にメールで通知。稼働状況を把握可能。
5.関係者には、クラウド・データセンターのバックアップファイルの参照用ID/PWDを通知。会社資産の確認が可能。
6.クラウド・データセンターから、拠点サーバへのリストア用マニュアルを配布。復旧までのプロセスを事前学習可能。
売掛買掛、経理システムとの連動 Management
生産管理システから、売上売掛/仕入買掛、費用支払いなどの販売管理、経理システムとの連動には実績があります。
データベース技術、販売・経理の業務知識を活用し、企業それぞれの状況にマッチした、連携機能を構築します。
経理システムとして、勘定奉行・PCAへのデータ連携の実績があります。